イタリア留学1週間目

そんなこんなであっという間に1週間がたった。

イタリアの私立の語学学校は、最短1週間から通うことができる。

バカンスで近隣の国から来ている人たちは1週間で卒業(?)して、翌週また新しい生徒が合流する。

朝から昼まで授業を受けて、午後は観光したり、学校が主催するイベントに参加したり(料理教室が人気)。

旅行で訪れるより、ちょっと深くベネチアを知ることができる。

 

Albertoの授業はフリースタイルというか、まず、昨日なにした?とか週末なにした?から始まって、誰かが「ベネチアの特別なドルチェを食べたい」というとオススメのパスティッチェリア(お菓子屋さん)をホワイトボードにいくつも書いて、地図とともに紹介してくれたり、それで1時間使ったりする。

もちろんちゃんと授業らしくプリントも配る。

ある時イタリアの州の話題になり、ちょうど私が持っていたクリアファイルのデザインがその20の州をモチーフにしたもので

「これコピーしても良い?これを使って勉強しよう」と言ってみんなに配った。

「家に帰ったら、これを切り抜いてパズルにしたらいいじゃない!」

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それぞれは州の形だが、主な街の名前のみ書いてあったため、州を言い当てるクイズになった


1週間で卒業していく人たちが多いためか、授業はあまり連続性がない。

1日ごとに、過去形、形容詞、体の部位、昔のベネチアについて など異なるテーマで授業が進んでいった。

私はこのクラスでは落ちこぼれで、隣に座っているヘイウォンがイライラしながらも助けてくれる。(たまに怖い)

AlbertoとRobertaもこまめに

「Terumi, va bene? hai capiti?」大丈夫?わかった?

と聞いてくれる。

 

宿題もたまに出て、それ以上に部屋で勉強すれば良いのだが、調子に乗って街をウロウロしているとあっという間に夕方で、時差もあってぐったりして、家での勉強は捗らなかった。

※この日記を書き始めたのも1週間経ってからです

 

そして週末は、リアルト橋の近くにあったカップに入った食べ歩きスタイルのスパゲッティ屋でイカスミスパゲッティを食べ、3日間ほど腹痛に苦しんだのであった。。。。