イタリア留学20日目
「Che giornata!」
なんて日だ!
3週目最後の授業は、イタリア人Carloの悲惨な1日を描いたイラストに沿って過去形や接続詞を用いで話す練習をした。
朝起きて、シャワーを浴びようとしたら使えなくて、会社に向かう途中雨が降り、タクシーに乗ったら渋滞で遅刻して、昼食を食べる時間もなく働いて、、、
今週のAlbertoの授業はずっと、近過去形(passarto prossimo)半過去形(imperfetto)を勉強していた。
近過去は日本語で言う、「〜〜〜をした」
半過去は「〜〜〜をしていた」
日本語に変換するとあまり迷わないが、長文になると混乱してくる。
この悲惨な1日について話すトレーニングは難しかったが、かなり面白かった。
難しい単語や動詞も必要なく、文章を組み立てて話すことに集中できた。
そして今週は新しい生徒は参加せず、6人の少人数だったので落ち着いて授業は進んでいった。結構みんな好き勝手に喋り出すため、人数が多いとカオスになることも多かった。
ハンスとイザベラが卒業していくので、金曜日はみんなで学校近くのバールでSpritzを飲んだ。
Nicoloも通りがかり、一緒に付き合ってくれた。
「今週は人が少なくて、よく勉強できて良かった」
「きっと来週は新しい人が来るよ」
Elena「私はこのクラスが本当に好き。みんなSimpatico! 二人が抜けていくのが寂しい。だって私たちはたくさん話したよね。はじめの週はあまり話さなかったの。」
ベラルーシの美女Elenaは私が来る前の週から通っていた。
イザベラはカリフォルニアの女性弁護士で、バカンス中でも仕事のために授業を休んだ日もあったが、話好きでクラスのムードメーカーだった。
そして最後はみんなにSpritzをご馳走してくれた。
「Non piove」 雨は無しね(泣かない のイタリア語がわからないので)
と言いながらハグをして別れた。