イタリア留学1日目

成田からドバイ経由でヴェネチア空港(Aeroport Marco Polo)へ。

ドバイからヴェネチア行きの機内で隣に座った女性が

「Nice to meet you!」と言ってくれた。

「Nice to meet you too!」

「Can you speak English?」

「I speak English little bit...(もしかして...)Lei é Italiana?」

「Ah! No, sono Austrian, Ma parlo l'taliano perché mia solella abita a venezia」

「Ah si? io studio l'taliano a venezia!」

教科書みたいな会話だが、初めての実践。ちょっとだけ自信がついた。

 

イタリア時間の14:00 少し前、ほぼ定刻通りに飛行機は着陸した。


入国審査で、パスポートを渡しながらBuogiorno と言ったけど無視された。声が小さかったかもしれない。

 

空港からバスでヴェネチア本島に向かう。

バスのチケットを空港のチケットカウンターで購入。

「senta scusi, vorrei comprare un biglietto Autobus a piazza le Roma」

カウンターの女性がなんか作業しててちょっと無視される。

通じているのかわからない。数秒後

「Piazza le Roma? One way?」

「Si」

「8Euro」「Grazie」

買えた。。。。

 

掲示板の案内にしたがってバス乗り場へ。

バスの運転手らしきおっさんにチケットを見せながら「A Piazza le Roma?」と聞くと「Si」と言いながらチケットにスタンプを押す機械に通してくれて、やっとこさバスに乗り込む。正しい聞き方は「Per Piazza le Roma?(ローマ広場行き?)」だと思う。

バスの窓から、可愛らしい家並みが見えてテンションが上がってきた。

バスの通路を挟んだ隣の席には日本人の若いカップルがいた。

 

20分くらいでPiazza le Romaについた。

あっつい。。。

とりあえず滞在場所の学生寮に向かうため、水上バス(vaporetto)乗り場を探す。

なんとなくみんな向かってる方向についていく。

あった!ヴァポレット乗り場!

チケット売り場の掲示板に

12 Ore €18(12時間)

24 Ore € 20(24時間)....など時間と値段が書いてる。

部屋に荷物を置いて、学校の場所の下見をしたかったので24時間(一日券)を買うことにした。

「voglio comprare 1 giorno」(1日券を買いたいです)

カウンターのお姉さん「なんとかなんとか?」 (何言ってるかわからなかった。。。)

「ん? scusa non capisco」(わかりません)

面倒くさそうに「ah,....OK...20€」

多分、何人分必要かとか聞かれていたんだと後から思った。

一人分をカードで支払い、一日券をゲット。

行き先に自分が降りる場所が書いてあるのを確認し、いざPrendo il Vaporetto!

ふわあ〜〜風が気持ちい。

でっかい船。

エメラルドの海(藻がめっちゃある)

ピンクや黄色の可愛らしい建物。

そして、あれがPiazza le san marco...?

レンポジみたいだなあ。。。

 

ぼーっとしてるうちに滞在場所のredentoreへ。

降りてすぐ右に行ってレストランが見えたら左に曲がって....

学校から行き方を教えてもらっていたので、迷うことなく着いた。

ちょうど私が門に着いた時、別の女性が出るところで、

「buongiorno,受付はここを右に行ってprima piano(2階)よ」と教えてくれた。

Grazie.

 

受付には誰もいない時間だったが、私の名前が書いてる封筒があり、中には部屋の鍵が入っていた。

封筒には"2 piano" と書かれていた。(え、3階。。。。)

イタリアでは、日本でいう2階が1階になる。

20kg弱のスーツケースを担いで、3階まで上がった。

エレベーターらしきものもあったが、Staff onlyと書かれていた。

 

部屋は清潔で、窓からの眺めも畑や森が見えて、のどかで落ち着いた環境だった。

1日分のシャンプー、石鹸、バスタオル、フェイスタオル、あと多分ビデ用の薄いタオルが置いてあった。

荷物を置いて、ひと段落。建物の入り口近くに飲み物やお菓子の販売機があったので買ってみた。

L'aqua Frizzante €0.5 (炭酸水) 結構安い。それから毎日飲むことになる。

ヴァポレット乗り場に戻り学校へ向かう。

意外と迷わずに着いた。

そして人がめっちゃ多い。想像してた五倍ぐらい多い。Ci sono Tanti Turisti....

適当に周りをウロウロしていると、そこかしこにジェラート屋がある。

Grom??あっガイドブックで見た!買ってみよう

元気なおばさまが店員だった。

一つのカップで二種類の味が選べるようだ。

「una coppa grande e il Limone e la flagola」

(グランデサイズのカップで、レモンとイチゴください。(あ、これ授業でやったな。))

と言いながら、カウンターに置いてあったカップを指差した。

店員さん「Ah これはgrande じゃなくてMaxim(?)よ〜〜、grandeはこれ」

見ると私が差したのよりちょっと小さいサイズのカップだった。

「Ok」

grandeのジェラートをゲットした。

う、うまい。。。。疲れた体に酸っぱいジェラートが沁みる。。。

そして、また部屋に戻り、明日に向けて早めに寝ることにした。

しかしイタリア時間の夜9時、めっちゃ明るい。。。

鳥の鳴き声を聞きながら、すぐ眠りについた。